投稿怪談
2024年10月30日(水)
YouTubeチャンネルこちこの部屋に投稿怪談をアップしました。
今回の怖い話は!!!!!
「集団催眠?」です。
実話怪談を投稿してくれたのは不思議体験を沢山されている女性はっぴい様。
はっぴい様の体験談になります。
中部地方の有名な宿に宿泊した際、甥が目撃した不気味な女性とは…。
ぜひ皆さんにご視聴いただけると嬉しいです。
▼【投稿怪談】集団催眠?
投稿怪談にまつわるエピソード
2024年10月12日(土)
投稿者のはっぴい様から原稿と一緒にメッセージが送られてきました。
こちこさんこんにちは。
また投稿怪談をお送り致します。
もしよろしかったらお使いください。
文章を読み返しましたが、おかしな点がございましたら仰ってください。
私はすかさず原稿に目を通しました
そこで驚いたのは、はっぴい様の文章の推敲技術が格段にレベルアップしていた事です。
あまりの上達ぶりに感激した私はその旨をDMでお伝えすると、はっぴい様からご返信をいただきました。
ありがとうございます
娘に、こちこさんに指摘されたお話をしたら、お母さんてまわりくどいんだよ、こちこさんまさにお母さんのクセを見抜いてるね!プロの方には、わかるんだよと笑われてから、こちこさんがおっしゃってた声を出して読んでみる…を何回かするように致しました。(笑)
そう仰って頂き、本当に嬉しく思います。
以前私は“投稿怪談を送ってくださる方たちにお願いしたい事”として、文章を推敲する際のアドバイスをブログ記事に纏めました。
▼投稿怪談を送ってくださる方たちにお願いしたい事に関連する記事
こちらの記事で私は、文章推敲時に重要なのは
「原稿の最終チェックにご自身の文章をご自身が音読してから更に推敲していただくことをオススメします。文章がよりブラッシュアップされるはずです。」と強調して述べました。
なんと
はっぴい様は“私のお願い”をきちんと実行してくださっていたのです。
(はっぴい様に率直な意見を仰る娘さんの感想も素敵…憧れる母娘関係です)
音読してから推敲
自分がアドバイスしたものの、これをしただけでこんなにも文章がわかりやすい内容に変わる事に私は感動してしまいました。
投稿怪談「集団催眠?」の文章は、私にとって文句のつけようがなく、むしろ実話怪談の良さが凝縮されている作品に思いました。
実話怪談の先駆者にして第一人者に田中貢太郎という作家がいます。
はっぴい様が今回送ってくださった投稿怪談「集団催眠?」は、彼の怪談を彷彿とさせられる作風にも感じました。
▼文豪 田中貢太郎に関連する記事
私がこれまでに朗読してきた田中貢太郎の実話怪談は恐ろしく文章が短いです。
それもあってか「実話怪談は長い文章にする必要がない」と私は思っています。
文章は簡潔な方が怪異の有様もビビットに伝わってくるからです。
田中貢太郎の書く怪談の怪異(幽霊的なものだったり不思議現象だったり全て含む)には“起きたのが事実なんだから理屈なんてあるわけない!起きた事やあった事をそのまま書いただけだ!それが実話怪談だ!!!”という気概すら感じます。
きっと怪異にごちゃごちゃ理由付けすると、せっかくの実話怪談が台無しになる事に気づいているのでしょう。
洒落怖(ネット怪談)が良い例ですが、無駄に理由付けされた長編怪談は、全く実話には感じず、創作と露見している雰囲気が否めません。
文章に周りくどく自分の考察を入れる必要はないのです。
考察は視聴した人たちが思い思いにしてくれます
現在、文章の推敲技術を習得したはっぴい様には、田中貢太郎の実話怪談のように“簡潔に自分が見たものを書いたという洗練された作風”を大事にして欲しいものです。
短く的確な表現だからこそ、はっぴい様の文章が活きる魅力に思いました。
話は変わりまして、私ははっぴい様から嬉しいメッセージをいただきました。
怪談を話される女性の方は沢山いらっしゃいますが、感情や強弱をつけてストレートに耳に入るこちこさんの配信は聴き心地が良いのです
何ともありがたいお言葉
はっぴい様からいただいたご感想は、私が最も大事にしている私の個性です。
私は若い時分から歌や演技のレッスンを受けてきました。
作品によって表現を変え、ダイナミックに演じるのは私の特徴であり、特技です。
その個性を見抜いて好んでいただいているなんて本当に光栄に思います
怪異への考察
ここからは投稿怪談「集団催眠?」の怪異への私の考察になります。
女性の霊は宿泊客の寝顔を覗き込んでいたという事から、私は“人探ししているのかな?”と思いました。
由緒ある旅館で、もしかしたら女性の霊は何十年もそれを続けているのかも…。
女性の行動を顧みると、とても切なく、悲しい気持ちになってしまいました
ふと由緒ある旅館で私の脳裏をよぎった実話怪談があります。
こちこの部屋ではお馴染み“霊感の強いバスの運転手さん”稲之介様がYouTubeショート用に投稿してくださった実話怪談「座敷童子?」です。
▼座敷童子?関連する記事
歴史ある旅館の背景には様々なエピソードがあり、幽霊も一人ではなく、色んな人たちが共存し、そこで生活しているのかもしれません