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バスに乗る絵本

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投稿怪談

2024年10月20日(日)

YouTubeチャンネルこちこの部屋に投稿怪談をアップしました。

今回の怖い話は!!!!!

バスに乗る絵本です。

実話怪談を投稿してくれたのは、こちこの部屋ではお馴染み“霊感の強いバスの運転手さん”稲之介様

稲之介様の体験談になります。

ぜひ皆さんにご視聴いただけると嬉しいです。

 

▼【投稿怪談】バスに乗る絵本

 

投稿怪談にまつわるエピソード

2024年10月11日(金)

投稿者の稲之介様から原稿と一緒にメッセージが送られてきました。

お疲れ様です!お待たせしてすいません。
 
今回は皆さん興味深々のバス乗務中の体験です。
自身の切り札的なバス怪談ですが再びこちこさんに託します。
本来であれば自分で語ればいいのですが・・。
バス怪談「最後の客」や「白装束の男
を作品化していただいた実績もあるので今回もよろしくお願いします!
 
今回は3年前の午前中に遭遇した怪異となります。
 
まず乗ったはずの乗客が消える。
これはたまにあります。
他の体験はまた追々として
 
今回のこのケースは、
幽霊が忘れ物をしていったというなんともおかしな事件。
 
普通に考えてみると
亡くなった女性が図書館から借りていた本を届けにいこうとしたけど途中で
力尽きた??
そんな風な考察もできるでしょうけど・・
 
女性が消えた以上に自分が疑問に思ったこと。
「実体のないものが実体のあるものを置いていく」
 
これめちゃくちゃ不思議じゃないですか?
 
自分はバス停で待ってる女性が絵本を抱えているのを見たし、その女性が
バスに乗ってくるのも確認してます。
 
自分は見えていた。
でももし他の人に女性が見えていなかったとしたら・・。
 
バス停に本が浮いていて、それがバスに乗ってきて、座席の所で浮遊しているように見えてたんだろうか?
 
もうね・・嬉しく(笑)なって記念にすぐ写真撮っちゃいました。
非常に意味深なタイトルな絵本ですよ。
一緒に送付します。
あとドライバーがミラーから見た写真も参考までに送付します。
運転席に普通に座ってミラーを覗くと写真のように床しか見えないんですよ。
自分はいつもこの角度に合わせてるんですけどね。

 
後日譚
会社にあの絵本がどうなったのか確認してみたんですよ
結局誰からも落としたとか忘れたと連絡は来なかったそうです。
 
そして会社で図書館まで届けたみたいです。
 
どういう経緯でその絵本が忘れ物になったのかは自分は会社に未報告です
間違いなく大騒ぎになるのは明白ですからね
 
では今回も誤字脱字言い回し等あれば遠慮なく教えてください。
小さな誤字脱字は好きに調整して演ってくださいませ
よろしくお願いします。

 

▼実際にバスの床に落ちていた2冊の絵本(非常に意味深なタイトル)

 

▼ドライバーがミラーから車内を見た状態(運転席に座ってミラーを覗くとこのように床しか見えない)

 

▼メッセージにあったバス怪談「最後の客」と「白装束の男」に関連する記事

 

 

怪異への考察

ここからは投稿怪談「バスに乗る絵本の怪異への私の考察になります。

考察は2つ有ります。

先ず1つ目の考察です。

ちょっとぶっ飛んでいる発想になりますが、以前2ch怪談「神隠しの森」神隠しに遭う原因について触れました。

 

神隠しに関連する記事

 

ブログで神隠しにまつわる記事を書いたせいもあってか…💦

絵本を大事そうに抱えバスを待っていた女性はれっきとした人間で、2冊の絵本が何らかのトリガーになっていて、女性はその絵本に吸い込まれてしまったのでは?と思ってしまいました。

正に時空のひずみに巻き込まれ、異世界に迷い込んでしまうという恐ろしい現象です😨

では2つ目の考察です。

女性は幽霊で、彼女が抱えていた絵本も実体のある絵本ではなく幽体です。

したがって女性は絵本を抱えていたのでしょうが絵本は幽体のため一般の人には見えません。

投稿怪談「バスに乗る絵本を視聴された方たちのコメントを見ると“女性の幽霊は借りた絵本を図書館に返しに行きたかったのでは?”と書き込まれている方が多くいました。

私は“幽霊に絵本を返したい気持ちはあったのかもしれないけれど、図書館から借りたというのはどうだろう?”と疑問に思ってしまいました。

もしかしたら女性は訳あって図書館から絵本を盗んでしまったのかもしれません⚠

その後不幸に見舞われた女性は亡くなったものの盗んだ絵本の事がずっと心残りで、亡くなった後もその贖罪の意識から絵本を大事そうに抱え、幽霊になった自分が見えるであろう稲之介様の運転するバスを待ち続ける事になります。

そうして女性の幽霊は稲之介様のバスにやっと乗車する事が出来ました。

目的を成し遂げた女性は、着座すると同時に消えます。

それに伴い、実体のある絵本が床に落ちてきます。

問題はここです。

私が感じたのは、稲之介様が以前送ってくださった投稿怪談に幽霊大図鑑というお話があるのですが、作中、幼少期の稲之介様は自ら封印した本がなぜか急に現れるという現象を何度も体験しております。

稲之介様ご本人は、本に意志があり、このような現象が起きるのでは?と考察されておりました。

 

▼「幽霊大図鑑」に関連する記事

 

もしかして「バスに乗る絵本」も、車内に突如絵本が現れたのは絵本の意志?

もしくは稲之介様の本を召喚できる能力に起因している??と私は考えてしまいました。

絵本に意志があるかどうかはさておき、仮に女性の幽霊が稲之介様の能力を見抜いていたのなら、稲之介様の運転するバスを待ち続けた理由と辻褄が合うように思います。

女性は自分にとって思い入れのある絵本を稲之介様の能力で召喚して貰いたく、犯した過ちを償う為にも絵本をどうにかして図書館に返却したかった…。

結果的に絵本はバス会社により無事図書館に返却されました。

いずれにせよ女性の幽霊の未練は昇華されたのではないでしょうか。

 

 

The post バスに乗る絵本 first appeared on こちこの部屋.


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