信じようと、信じまいとー
2024年10月9日(水)
YouTubeチャンネルこちこの部屋にショート動画をアップしました。
今回は2ちゃんねるに投稿された怖い話【信じようと、信じまいとー】を朗読。
2ch怪談「馬鈴薯農家のジャガイモ」です。
インターネットのフォークロア(民間伝承)をどうぞお楽しみください。
▼【2ch怪談】馬鈴薯農家のジャガイモ【信じようと、信じまいとー】
怨念
2ch怪談「馬鈴薯農家のジャガイモ」は、私にとってにわかには信じ難く“物理的にこういうことって有り得ないでしょう?”と、ツッコミを入れたくなるようなお話でした
もし仮に有り得るなら、殺された人の怨念が形となって現れ、結果的に相手に復讐できたということなのでしょうか?
怪談としては短いストーリーなのにわかりやすく、良くできた勧善懲悪の作品だと思いました。
「馬鈴薯農家のジャガイモ」からふと私の脳裏をよぎった怪談が有ります。
1年前こちこの部屋にアップした2ch怪談「竹の子掘り」という作品です。
▼【2ch怪談】竹の子堀りに関連する記事
無念の死を遂げた人は“誰でも良いから自分の遺体を見つけて欲しい・・・”。
そんな思いが怨念として埋まっている場所に留まり、生きている人に発信し続け、それを察知した人は、何故かその場所に引き寄せられ、知らず知らずのうちにいざなわれてしまうのでは?と考えてしまいました。
怨念について解説(ピクシブ百科事典より)
怨念とは、 相手からひどい仕打ちを受け、機会あらば報復しようとする感情。怨み。
相手や社会を怨み、憎しむ気持ちのこと。
古来よりその存在だけで標的に何らかの害を与えるとされている。
では、なぜ恨むのか?
ケースバイケースだが多くの場合、自分が悪い事をしていないのに八つ当たりされたり、相手に暴力を振るわれたり、数々の出来事があり、また冤罪事件に巻き込まれ、冤罪を晴らせず亡くなり、冤罪を生んで美味しい思いをした者に対してそれらを晴らすべく祟りかつ怨念霊となって仕返しするケースがある。
最後に、怨念による影響
人は怨まれると怨まれた者も不幸になるが怨んだ者も次第に不幸になり、人を呪わば穴二つと言うパターンになる。
ましてや行ってはいけない神社で他人の不幸を願った結果、成就してしまい、大変なことになったケースがあるのでくれぐれも怨んだり、怨まれたりするような事はしないように反面教師として学んで頂きたい。
怨念という言葉の概要を知ると「馬鈴薯農家のジャガイモ」は、“怨念が形となって現れ、具現化し、正に人を呪わば穴二つで自分を殺した相手に報復したのだ”と確信しました。
怪異の意図からは“人を殺したらこういう形になって自分に返ってくる”という戒めをも感じ、内容に学びや教訓が有るとても良い怪談だと私は切に思いました。
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